手数料や利子はかかりますが、個人の借入に最適なサービスを紹介します。

手数料・利子の負担がある生活資金の借入について

 

借入したお金の山

 

貸金業者による手数料・利子の負担があるサービスを利用して、生活資金の借入をする方法をまとめました。
手数料の比較をはじめ、手数料が優遇されるための条件、審査の厳しさなど気になるポイントを解説しているので、是非参考にしてみてください。

 

大手消費者金融

金利 3.0~18.0%
初回適用金利の目安 15.0~18.0%
その他手数料 提携ATM(コンビニATM)の利用手数料など
審査の通りやすさ ★★★★☆
対応スピード 最短45分程度(審査30分+契約手続き15分)
貸付方式 フリーキャッシング、カードローンなど

 

生活資金の借入でもっとも手軽に利用できるのが大手消費者金融です。
駅周辺や幹線道路沿いに無人契約機が設置されているほか、一部でWEB完結で借入できるサービスが登場しています。
手数料は高めですが、利便性が高くて少額利用なら審査に通りやすいメリットがあります。

 

大手消費者金融の多くは10%未満の最低金利を明記していますが、初回は上限金利付近の借入条件になることが多いです。
そして、繰り返し利用する常連客になると金利を優遇されやすい傾向があります。

 

街金融(小規模消費者金融)

金利 8.0~18.0%
初回適用金利の目安 18.0%
その他手数料 返済時の振込手数料・口座振替手数料・繰上返済手数料など
審査の通りやすさ ★★★★★
対応スピード 最短即日
貸付方式 フリーキャッシング

 

正規の貸金業者による借入でもっとも審査が緩いサービスで、大手消費者金融の審査に通らないけど、ブラックユーザーではない方におすすめの借入先です。
金利は利息制限法の関係で大手消費者金融と大差ありません。

 

ただし、ATMなどを活用した随時返済に対応していない所が多く、最短翌月の約定日まで返済できない。
そして返済時に数百円程度の手数料が発生することがあります。
昨今はオンライン申込で全国から利用できる街金融が増えているので、審査に通らなくて困っている方は評判の良い全国の街金融から申込先を探してみてください。

 

街金融で借りたお金

 

街金融の利用は不安を感じる方が多いですが、貸金業の登録をしている正規業者は手数料・取り立てともにルールに則った内容なので安心して利用できます。
5年以内に債務整理をしている方や、すでに他社から年収3分の1を超える借入をしている方は審査に通りません
審査が緩いと評判の街金融で審査に落ちた場合は、手数料・利子を払う貸金業者からの借入を諦めてください。
金利は初回借入時に上限が適用され常連になると優遇されますが、大手消費者金融に比べて下限金利と借入上限額を抑えた設定になっていることが多いです。

 

銀行系カードローン

金利 3.0~18.0%
初回適用金利の目安 8.0~15.00%
その他手数料 提携ATM(コンビニATM)の利用手数料など
審査の通りやすさ ★★★☆☆
対応スピード 最短即日~1週間
貸付方式 カードローン

 

2010年の改正貸金業法以降に大きくシェアを伸ばしたのが銀行系カードローンです。
銀行は貸金業法ではなく銀行法に基づいた運営が行われていて、貸金業者に適用される総量規制(年収3分の1を超える借入の禁止)がありません。
本来は厳しい審査が行われるものでしたが、2010年以降は衰退する消費者金融のシェアを奪うため、緩い審査で高額な限度額設定での対応をする銀行が相次いで問題になりました。
現在は社会問題になった影響から各銀行が自主規制をして、従来よりも高額限度額の審査が厳しくなっています

 

銀行系カードローンの申込方法や対応スピードは銀行によって異なり、大手メガバンクでは支店内に無人契約機を設置し、即日カード発行をしているケースがあります。
また、一部の銀行系カードローンは大手コンビニATMの手数料が無料になるため、利子以外の手数料が一切発生しないサービスがあります。

 

金利は繰り返し利用すると優遇される要素もありますが、初回利用時でも年収や信用性に強みがあれば優遇された条件になります。
高額な限度額設定にするほど金利が安くなるケースが多く、昨今は自主規制の影響で金利10%未満の条件が適用される事例が少なくなっています。

 

銀行のフリー・目的別ローン

金利 3.0~15.0%
初回適用金利の目安 3.0~15.00%
その他手数料 繰上返済手数料など
審査の通りやすさ ★★☆☆☆
対応スピード 最短翌日~1週間
貸付方式 キャッシングローン

 

カードローンの普及による影響でシェアを大きく落としていますが、まとまった生活資金を調達して時間をかけて返済したい場合におすすめです。
子育て世帯は教育ローンを活用するなど、シチュエーションに合った目的別ローンを活用して借入条件を優遇してもらう方法もあります。
審査に時間がかかることが多いので、時間に余裕があって短期的ではなく中長期的な借入を希望している方は検討してみてください。

 

クレジットカードキャッシング

金利 15.0~18.0%
初回適用金利の目安 15.0~18.00%
その他手数料 ATM利用料など
審査の通りやすさ ★★★★☆
対応スピード 最短即日~2週間以上(新規発行の場合)
貸付方式 カードキャッシング

 

キャッシング機能付きクレジットカードを持っている方は、少額の借入をカードキャッシングで対処できます。
金利は高いですが、手続き不要で利用できる利便性が強みです。
カードキャッシングはどれだけ使っても金利を優遇されないことが多く、限度額は最大50万円程度に制限されます。
また、クレジットカードの契約条件によっては、キャッシング残高がショッピング機能の限度額に合算されるので、限度額オーバーに注意してください。
利子以外にショッピングした加盟店からの手数料収入が発生するクレジットカードは、消費者金融など借入専用商品より新規申込審査の緩いケースが多いです。